激評!テレンス・リーさん
最強コメント頂きました!!

<テレンス・リーさん/危機管理コーディネーター>
ここにはアクション映画の必須要素がすべて凝縮されている。いや、サスペンス映画とホラー映画に欠かせない恐怖の戦慄も奏でられている。
いわばサム・ペキンパーとサム・ライミ、ロー・ウェイとジョン・ウーを盛りつけた皿に深作欣二というスパイスをぶっかけたような、それはそれはおぞましい無国籍料理を喰わされた感覚に似ているかもしれない。
だが、この無国籍料理がすこぶる美味い! たしかに独特の味つけではあるが癖になる美味さなのだ。むしろ中毒になる危険性すら孕んでいる。
この『ザ・レイド』をアクション映画と呼ぶにはいかにも軽すぎる。マルチプライケイション(Multiplication=相乗効果)映画とするべきだ。まったく新しいジャンルの映画が誕生したといっても過言ではあるまい。
良心を捩じ上げる作品、心臓を握り潰す作品はこれまでもあったが、『ザ・レイド』の持つ破壊力は過去の作品に類例がないだろう。
私は完全に魅了された。中毒になってしまった。この先、私の五感を激しく揺さぶる作品に出会えるのかと不安にすらなってしまった。
これは私に、映画という表現手段の狂気をあらためて教えてくれた秀作である。